ノリブログ

ストります

★YOKOHAMA★

 

 

 

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2020年冬

 

 

 

僕は仕事の出張で横浜にいた。
この地に足を踏み入れるのは初めてだ。

 

 

 

横浜のイメージは一言で言えば都会。
人も多くて可愛い女の子もいっぱいいそう。
だからさっさと仕事を片付いてストしたいと思ってた。

 

 

 

夕方には仕事が片付きホテルに戻って休憩することに。
スーツを脱ぎ捨て、シャワーを浴びて準備を整えた。

 

 

 

シャワーを浴びた後、水で喉を潤した。
ベッドに腰を掛けて何となくスマホをいじった。

 

 

 

「ちょっとスワイプしてみますか」

 

「右スワイプ tinder」の画像検索結果"

 

 

 

 

tinderのアプリが目に止まり、アプリを起動して右スワイプを開始した。

 

 

「げげ、可愛い子多いぞ!」

 

 

横浜の女の子はみんな可愛かった。

 

 

 

 

しかし、無思考で鬼スワイプしたのにも関わらず1件もマッチしないので怒りのストに出ました。

 

 

 

 

横浜駅前イン。

 

「横浜駅 夜」の画像検索結果"

 

 

 

めちゃくちゃ人が多い。
地元とは大違いだ。
さすが都会。

 

 

 

飲み屋街はソロは少なめで、コンビ案件多め。
でも駅構内はソロ案件が多い。

 

 

 

駅構内で声掛けすることにした。

 

 

1声掛け目。
スタイリッシュな女性発見!

 

 

 

 

n「お姉さ・・」

 

 

?「ちょいちょい」

 

 

n「!?」

 

 

 

強面のお兄さんに声を掛けられる。

 

 

 

?「何してんの?」

 

 

n「え、いや」

 

 

?「なにナンパ?」

 

 

n「はいそーです、、」

 

 

?「この辺はやめとき。ぶっ〇されるよ。」

 

 

n「ひっ」

 

 

 

 

 

スカウトだった。
駅前付近はスカウトの縄張りなのだろうか。
まあ確かに街をよく眺めてみると、いかにもって感じの男が多い。
なんかキャッチも多いぞ?

 

 

 

 

トラブル事はまじ勘弁なので目立たないように注意を払いながら声掛けすることにした。
平然と声掛けをしてもいいのか、それともまずいのか。
暗黙の街のルールがあると思うんだけど、知らない土地だからそんなことわからない。
やりづらさも感じ、地蔵モードに突入してしまった笑

 

 

 

 

繁華街から少し離れたマクドナルド辺りに陣を取る。
ここならスカウトはいない。
キャッチはいるけど、大学生っぽいキャッチが多いので威圧感はない。
駅に近づくほどにキャッチの強面値がアップする笑

 

 

 

 

人の流れは少ないけれど仕方ない。
とにかく声を掛けよう。

 

 

 

ターゲット発見。
20前後のギャル系お姉さん。
背後から声掛けのタイミングを伺う。

 

 

よしここだ!
1、2、3!

 

( ^ω^)・・・

 

ギャル系お姉さん颯爽と歩いて行ってしまう。

 

 

 

地蔵してしまったw


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僕はメンブレ半端なくて、ガンガン行けるときもあれば、地蔵して街を徘徊する人になることもしばしば。
安定したメンタルを手に入れたい。
僕はお酒が死ぬほど弱いので、アルコールを入れるわけにもいかない。

 

 

 

気合いだ。

 

 

 

何て声を掛けようか迷って、結局声掛けできずに終わるくらいならオープナーを固定して、初動を早くする方がよっぽどいいんじゃないか。
そう思ったから無思考で数をこなして身体を温めた。
10声掛けくらいして少しづつ気分が上向いてきた。
数って大事だな。

 

 

 

数は正義。数は正義。

 

 

 

そう唱えているとスローペースで歩いている女性を発見!
下を向きながら歩いている。
何かあったんだろうな。
単純に気になったので

 

 

 

「なんかありました?」

 

 

訪ねてみた。

 

 

「えっ」

 

 

 

驚かせてしまった。
声掛けの時はターゲットの前方斜め45度がセオリーらしいけど、もっと前に出た方がこちらの存在を認識させやすいだろうと反省。

 

 

 

 

どうしたのかなー。って気になって思わず声を掛けた。
そう伝えた。

 

 

 

 

「実はさっき彼と喧嘩してて。」

 

 

 

 

半同棲しているような間柄の彼と喧嘩して、彼が先に帰ってしまったようだ。
可哀そうだ。
でも僕はラッキーだ。

 

 

 

 

「気晴らしに1杯乾杯しません?
僕も仕事で来てて、知り合いもいないしどうしようかなー。って思ってたんですよ。」

 

 

 

 

打診が通って目の前にある餃子がメイン?っぽいお店に入る。

 

 

 

 

「何のむー?」

 

 

「あ、わたし19なんですよね」

 

 

「あっそーなん?(うっひょ)大学生?」

 

 

「そーです!」

 

 

 

 

話を聞いていると彼女の彼はけっこう遊び人。
それが喧嘩の発端だった。
おれ浮気しちゃった。って言われたらしい。

 

 

 

 

この子がもし浮気が”悪”と思ってるなら即れなくね?
とか思ったけれど
攻略法がわからない。
フレーミングする?
難しいよそんなの。

 

 

 

 

だからとにかく楽しむことにした。
今の僕に出来るのは雰囲気でごまかすことくらいだった。
彼の話は置いといて、彼女の話をした。
大学生活、アルバイト、旅行・・・

 

 

 

 

バイトを何件も掛け持ちしていて、頑張ってる子だった。
バイト先は店長のパワハラがえぐいようで引いた。
ふつうに暴言吐かれたり。暴力もあったり。
それでも自分で稼いで学費や生活費を賄っていて偉い。
バイト戦士だ。

 

 

 

 

「お兄さん今日大丈夫でした?」

 

 

「ん?」

 

 

「声かけたの私で笑」

 

 

「そりゃそうよ!」

 

 

「よかったー!」

 

 

 

良いサインも出ていたので、店を切り上げることに。
店を出て、まだ時間大丈夫かと尋ね、終電で帰れれば大丈夫と返答をもらった。

 

 

 

 

コンビニでお酒を買って、僕のホテルに向かってそのままホテルイン。
キスをしようとすると弱めのグダ。

 

 

「女慣れしてるよねー。これまでにこうやって何人の女の子引っかけたの?」

 

 

僕はしがないスト師。
たいして引っかけてもいないしクソテストにも動じまいとテキトーに話を流す。

 

 

グダグダ話していると、
とりあえずLINE交換しようと、なぜかこのタイミングで言われた。
今でもよくわからない。
なぜだろう。保険を掛けたかったのか。

 

 

 

 

QRコードをかざしながらキスをしてそのままグダもなくゲット。

 

 

 

 

 

そく。

 

 

 

疲れていたのかいつもより早めに果てた。

 

 

 

終電が近いようで、30分も経たないうちに彼女は帰る支度を始めた。
駅まで送るよ。と言ったが、
いいよ。ここで。と言われ

 

じゃあこれ持ってき。
そう言ってホッカイロを渡した。
僕は寒がりなので冬はいつも予備を持っている。

 

 

 

 

 

別れ際に彼女は僕に言った。

 

 

 

「今日は声を掛けてくれてありがとう。すごく楽しかったよ!」

 

 

 

こんな言葉を貰うのは初めてだった。
少し自信がついたし、うれしかった。

 

 

 

 

 

 

「またね」と言って解散。

 

 

 

彼女の背中を見送った。

 

 

 

「ふう」

 

 

安堵と疲労のため息がこぼれた。

 

 

 

僕は満足したので今日の活動は終わりにして寝ようとした。

 

 

 

 

けど、そんなんでいいのか。
そう思ったので、少し休んでから2即目を求め深夜の街に繰り出した。

 

 

 

 

街にはまだ人がいて、何声掛けかしたけどヒットせず。
マイメロ?のようなぬいぐるみを何個も鞄に付けているやばそうな子もいたけど日和った。

 

 

 

仕事終わりのナンパだったので疲労で2時に降参。
1人でホテルに戻ってベッドに向かってバタンキュー。

 

 

 

さんきゅう横浜。